oshamanbe blog

米津玄師さんの「Pale Blue」をピアノカバーしました!

楽譜はこちら

piascorehttps://store.piascore.com/scores/107270
ココロミュージシャンhttps://www.kokomu.jp/sheet-music/12326

米津さんの楽曲は、「感電」以来久々のアレンジとなります。

リコカツ」は観ていませんでしたが、奥さんが観ていたのでよくドラマの音声だけは聞こえていました。そして毎度聴こえてくる「♪ずっと〜」というフレーズが妙に印象に残って、いつの間にか曲を覚えていました!笑

曲の出だしで聴き手にインパクトを残すという、まさにストリーミングの時代らしい楽曲ですね。

勿論フルで聴いても素晴らしく、歌詞の表現も含めて米津さんの世界観が存分に堪能できます!

◆アレンジについて◆

演奏難易度は
★★★★☆です。

右手が原曲の歌パートとピアノパートの両方を担っている部分が多いので、左手は極力シンプルなアレンジを意識しました。

◆演奏上のアドバイス◆

・上述の通り、右手は原曲の歌パートからピアノパートやオブリガードに瞬時に切り替わる箇所が多いです。跳躍の幅が広い部分(サビ前や拍子が変わる直前の部分(楽譜【H】の1小節前)など)は移動したあとの音や距離感をしっかり確認して正確に打鍵できるよう練習してください。
跳躍部分の反復練習が効果的です。
また、このような部分はテンポが慌てやすいので、テンポにも気を配りましょう。ritやRubato気味に演奏しても良いかと思います。

・Bメロ部分(楽譜【C】【F】)はペダルをベタ踏みせずに軽やかに演奏してください。歌詞「♪エンドロールの途中で」の部分あたりから徐々に盛り上げていきますが、サビ1小節前でガラっと音量を一旦落とし、サビの出だしからフォルテで演奏します。強弱の違いがはっきり出ていると演奏に表情がついてより音楽的になります。

・最後は拍子が変わり6/8拍子になります。6拍子は一見3拍子系の拍子と捉えがちですが、「大きな2拍子」をイメージし、フレーズ大きく感じて演奏しましょう。

◆実際に演奏してみて◆

サビの「♪恋をしていた」の「いた」の部分は悩んだ末左手で演奏する形を取ったのですが、メロディを繋がっているように演奏するのが難しかったです。

上述で挙げたようなメロディとオブリガードの切り替えや、サビのメロディを弾きながら伴奏和音を弾く部分など跳躍の激しい箇所でしっかり音をつかむことを特に注意して演奏しました。

サビでは気合が入りすぎてテンポがついつい不安定になってしまい、後から録音を聴いて気付きまた撮り直す、なんていうこともありました😅
それくらい壮大でピアノで演奏していても気持ちが盛り上がる曲です。

是非演奏してみていただきたいなと思います。

米津さんの楽曲では、「死神」もピアノカバーおよび楽譜配信をさせていただいております!

こちらも是非ご視聴いただけますと幸いです!🙇‍♂️