oshamanbe blog

藤井風さんの「きらり」をピアノカバーしました!

楽譜はこちら

piascorehttps://store.piascore.com/scores/110601

ココロはミュージシャンhttps://www.kokomu.jp/sheet-music/14028

もう少し早い段階でアレンジしてみたかった曲ですが、ようやくできました!

毎度藤井風さんの曲はコードを追うのが大変で何度も聴き直しながら採譜してます!💦 

最初聴いた時はキャッチーで割とシンプルな曲なのかなという印象でしたが、アレンジをしていくにつれて奥深さにも気づき、流石藤井風!と思わせられるような要素が沢山散りばめられていました。

車のCMの書き下ろしとのことですが、まさに相応しい爽やかで疾走感あふれる楽曲です!

◆アレンジについて◆

演奏難易度は

★★★★☆ です。

複雑なコードも所々出てくる曲ですが、右手で和音を弾く際などに少しでも掴みやすい手の動きにできるよう心がけました。

左手の伴奏は弾きやすさとのバランスを考慮しつつも、原曲のテンポ感を生かせるようなアレンジを意識しています。

◆演奏上のアドバイス◆

・曲展開や緩急が激しい曲なので、フレーズごとの気持ちの切り替えをより一層意識しましょう。
(あくまでも1例ですが、2番で新たに登場するフレーズ【H】では一層の緊張感をもってリズミカルに演奏し、1番と同じフレーズに戻ってきた【I】では少し落ち着いた平和的な雰囲気をもって演奏するなど、各々のイメージで)

・基本のキーはDメジャーですが、BメロではFメジャーに転調します。また、臨時記号も多くつく曲です。楽譜ではいわゆる「親切ナチュラル」を付けている箇所もありますが、調号の変化や臨時記号にしっかり反応できるよう注意して練習しましょう。

・右手で和音を弾きながらメロディを演奏する際は、音の厚みで重々しくならないように注意しましょう。軽やかに、テンポ感の良い演奏を意識しましょう。

・2番では最後のサビに入る前の間が1番より長く、これがより一層最後のサビを盛り上げる効果を出しています。4小節前後の長いクレッシェンドを計画的にかけて盛り上げましょう。最初はメゾピアノあたりの音量に一旦落としてから弾くと良いです。

◆実際に演奏してみて◆

毎度のことながら、藤井風さんの楽曲とピアノの相性が素晴らしいと感じました!

特に練習したのは【H】の「♪息せき切ってきたの…」からの部分です。

右左両方のリズムが難しいので、ここをより丁寧にさらってから録音しました。(それでも何度かこの部分で止まりましたが…)

「なんでこんなコード進行が思いつくんや…」みたいな部分があったり、実際に演奏してみるとまた改めて色々と発見があって面白かったです!

藤井風さんのその他のピアノカバーはこちらの再生リストにまとめてあります。

いずれも楽譜配信もさせていただいているので、興味のある曲がございましたら是非ご視聴よろしくお願いします!