今回は主にB’zさんのピアノアレンジについての話です。
ピアノ楽譜をアレンジするにあたって悩ましい要素の1つがギターソロパートです。
最近自分がピアノアレンジしたヒットソングを振り返ってもギターソロのある楽曲は少ないですし、ロックバンドでも間奏にギターソロを挟むパターンが近年減っていると言われていますが、B’zピアノカバーchをやっている以上避けて通れない要素です。
ギターとピアノでは当然運指が違いますし、ギターパートをそのままピアノで弾こうとすると多少無理のある手の動きになることもあります。
チョーキングやアーミングなどギター独特の技法で生み出される音色もピアノでは表現しきれないものがあります。
いかにして元のギターフレーズの雰囲気をおさえつつピアノで弾けるようにするか、B’zさんの楽曲をアレンジする際に1番時間をかける部分です。
もちろんアレンジだけでなく、実際に演奏するのも1番大変なことが多いです。😅
旋律がはっきりしているギターソロならいいのですが、即興的な要素の強い速弾きパターンもよくあるのでその場合は非常に苦労します!
ましてや松本さんは日本を代表するギタリストですからね💦
ギターソロをアレンジする際には、もちろん第1に原曲通りのアレンジを意識します。
完全再現が難しいフレーズの場合にはコードの同じ構成音を中心になるべく手がスムーズに移動できるようにアレンジしています。
B’zさんをピアノで弾くうえでも難所になることが多いギターソロ部分ですが、今後も自然で少しでも弾きやすいアレンジを考えていきたいところです!
ちなみに今まで(21年4月時点)Oshamanbeが出してきたB’zさんのピアノ楽譜のなかでギターソロパートが比較的弾きやすい楽譜もいくつかあります。
その中の3曲をご紹介します。
1.HEAT
2番サビの後Cメロ〜間奏と転調が続きますが、同じ音型が続き比較的ギターソロが控えめな曲です。
サビ前のフレーズを簡略化しているということもあり、ピアノで弾くうえでも無理なく演奏できます。
全体的にリズムがとりやすく、OshamanbeのB’z楽譜のなかでも演奏しやすい部類のアレンジになっています。
※動画は楽譜制作前に耳コピ演奏したものなので、譜面ではいくつか修正点があります。
楽譜はこちら
2.ALONE
旋律がはっきりしているタイプのギターソロです。
原曲のイメージに近いアレンジになっているかと思います。
※HEAT同様動画は楽譜制作以前に耳コピ演奏したものなので、譜面ではいくつか修正点があります。
楽譜はこちら
3.HINOTORI
OshamanbeのB’z楽譜のなかで恐らく1番か2番くらいにご利用いただいているのがこの曲かと思います。🙇♂️
途中3拍子になる静かなギターソロ部分は音数が少ないですが、音域が広いので指使いに注意しましょう。
楽譜はこちら
ということでB’zさんのギターソロアレンジが難しいという話でしたが、今後弾き方のコツやギターパートが簡略化できる曲に関しては弾き方をブログで紹介したり出来たらと思っています。
B’zさんの配信楽譜も少しずつ増やしていきたいと思ってますので、今後ともよろしくお願いします!🙇♂️